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東松島エンジェル・プロジェクト

今日は、通訳講座の日でした。
毎度毎度、ギリギリになって焦りながら宿題をこなし、
あーーもっと早くから始めれば良かったーと毎回反省の繰り返し。

うーーんと、もがきながら宿題をして、
講座では恥をかきかき042.gif
それでも学ぶことは楽しく、
そして何より尊敬できる先生の存在は大きく、毎回が楽しみなのです。

そのS先生は、同時通訳、翻訳などの仕事をしながら2人の息子さんを立派に育て上げ、今は4人のお孫さんのおばあちゃんであり、忙しい仕事の傍ら、地雷廃絶と被害者支援の会を立ち上げ、そのボランティア活動をもう10年以上も継続しておられるのです。

NPOの援助が届かない所に自ら足を運び、現地の状況を自分の目で見、何が必要かを判断し、行動に移す…

今回の被災地にも2度ほど足を運ばれました。
一度目は、被災者に、足湯とマッサージを施しに行って来るわと言って出掛けられました。しかし、それだけで終わらないのがS先生の素晴らしい所でなのです。

震災孤児の支援を始めるという大きな目的を持って帰られたのです。

先生が訪問された東松島市は、陸前高田市、石巻市に次いで大きな被害の出たところです。現地の市役所の方とお話をする機会を得、今回の津波で7名の小学生が両親を亡くし、市内の親せきの所に身を寄せている事を知ったそうです。

そして、二度目に足を運ばれた先日、市役所を通して、子供さんを引き取られた2つの家族の方々と話をする機会を持たれました。そしてそこでそれぞれの悩みなどを本音で語ってくれたそうです。

残る5人は、まだ親権の行方が決まっていないということで、今回面談には至らなかったそうですが、ゆくゆくは7人の子供達全員を支援対象にし、この子達が高校を卒業するまで支援を続けていく考えだそうです。

両親を亡くした子供たちの心の痛みは想像もつきませんが、現実問題として、我が子であれども、一筋縄ではいかない子育て。未だに日常生活がままならない環境の中、傷ついた子供を養育していく彼らの祖父母の皆様にも悩みや御苦労が尽きないものと想像します。


支援の内容は、子供さんを引き取られたご家庭に、毎月一度こちらから熊本の特産物や、手紙を送り、何でも相談できる遠くの親せきあるいは友人として継続的な繋がりを持つ事。 
近い将来、子供たちを熊本に招待したり、こちらからも訪問して子供たちとも繋がってゆきたい…と言う支援です。

そして、その資金の募金も始められました。

親を失った子供たちの心の支えになっていきたい・・・
このプロジェクトの願いです。

やっと、私に出来る事を見つけたゾ!
と、私もこのプロジェクトに賛同し、お手伝いをしようと決めました。


Love, compassion and concern for others are real sources of happiness.

まさに、今こんな気持ちを味わっています。

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by may-917 | 2011-07-20 00:58 | 暮らし
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